電話をすれば家まで荷物を取りに来て、一日か二日のうちに全国どこへでも届ける。こう言う宅配便がこのごろ増えている。利用する立場からは実に便利だが、届ける人は大変であろう。
ある大きな宅配便の会社の例を、数日前テレビで紹介していた。この会社では最近、コンピューターで社員のトラックの動きを記録する事にした。事務所のコンピューターに、何時何分にどこを通ったか、全部記録される。運転者にとっては大変なプレッシャーであろう。
しかも運転席のそばの機械が、事務所からの指令次々に打ち出す。車を止めて荷物を届けに行っている間にも指令がくる。以前は運転手が車にいない時は指令を送る事ができないので、注文を断っていたが 、今度の方法で注文を受ける数が大いに増えたそうである。
しかし、働く人の仕事も増え、疲れもひどくなる。途中でやめる社員も多いそうだ。人間と機械の組み合わせは難しい。人間が機械を使うのでなく、機械が人間を使う事になってしまう場合も多い。
これだけコンピューターが進歩したのだから、トラックも無人にしてコンピューターで動かし、荷物はロボットが運ぶようにしたらどうだろう。ピンポーンとなったので玄関へ出てみると、クロネコのロボットが立っていて、お菓子の箱を差し出すなんて、想像すると楽しいではないか。
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